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日本プロ野球選手会、2002年シーズンの公式サイト活動を発表

■URL
http://jpbpa.net/

記者会見より
 日本のプロ野球12球団に所属する日本選手すべて(一部外国人選手含む)の団体である「日本プロ野球選手会」は、2002年シーズンのファンコミュニケーションプランを発表した。Webサイトやゲームを通じた活動でファンとの交流を図る。

 日本プロ野球選手会は、プロ野球選手の地位向上を目指す活動に加え、選手による野球教室やチャリティ活動を通じてプロ野球の広報活動を行なっている。2000年より公式ホームページを通じた活動を展開。プロ野球選手が現在抱えている共通の問題(代理人制度、肖像権など)を解説したり、選手の意識調査結果など硬めのコンテンツから、キャンプレポートなど楽しめるものまで多彩な内容で構成している。2001年度は、試合終了直後の選手からのナマの声をその日のうちにストリーミング配信する企画「プレイヤーズボイス」が特にファンから好評を得たほか、米国同時多発テロへのチャリティオークションを「Yahoo! JAPAN」の協力で実施し、約3ヶ月の間に115点の選手愛用グッズを提供といったことも行なっていた。同選手会会長のヤクルト・古田敦也選手は、「ホームページなどからファンの声を生で聞けて、その中から選手同士の交流やレンタル移籍の話が出るなど発展的な取組みができた」と述べ、今後も積極的な活動を続けることを表明した。

 2002年度は公式サイトを利用した活動として、前述の「プレイヤーズボイス」や、子供からの質問にボイスメッセージで答える「プレイヤーズボイスfor KIDS」などを引き続き提供していく。また「今の時代は野球の普及活動において、インターネットなどのゲームは不可欠な存在だと思う」(古田選手)との観点から、プロ野球選手会の公認ゲームにも積極的な活動を展開する。まずスポーツ情報サイト「Sportsnavi.com」とTBSスポーツが共同で行なうオンライン野球ゲーム「TBSスポーツ ファンタジーベースボール」では、毎週各チームの選手が自チームのオススメ選手を紹介する「2002年度選手に聞くファンタジー この選手を買え!」を連載していく。またPS2向けの「日米間プロ野球」(4/25発売)では、12球団選手会長がそれぞれマイチームを作り、オート対戦で優勝者を決定する「12球団選手会長 夢のオーダーでガチンコ対決!」を開催して盛り上げていく予定だ。

左からヤクルト・古田選手、西武・デニー選手、ロッテ・黒木選手。
会場では「2002年シーズンライバル宣言」として、対決相手・競争相手として気になる選手をあげたコメント集も発表された。デニー選手は「去年の対戦成績が悲惨だったので、今年はダイエー・小久保選手には打たれたくない」。黒木選手は日本ハム・岩本選手からの「ガッツポーズでは負けない」とのコメントを聞き「ガンちゃんのガッツポーズはワンパターンだから(笑)」と返していた。

(2002/3/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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