■URL
http://www.consumer.go.jp/info/kohyo/monitor0202.pdf
内閣府国民生活局は、平成13年度国民生活モニター(2月実施調査)調査結果として、知らない人から送られたメール(広告、ウイルスなど含む)に対して79%が「迷惑」だと感じていると発表した。この調査は、2002年2月15日から3月1日までの期間に、各都道府県のモニター2,300名を対象に実施された(有効回答者数2,184名)。
報告によると、知らない相手からのメール全体に関しては79%が「迷惑」だと感じ、そのうち「ウイルス(68.5%)」「誹謗中傷(67.9%)」「アダルト(63.4%)」「出会い系(60.6%)」については、「大変迷惑だ」と回答している。
また、これらの迷惑メールに対する対処としては、「一度でも送って欲しくない」が79.8%と非常に多かった。一方、一般の広告メールに関しては「興味のあるものだけを選別して送って欲しい」が26.7%で、内容によって知らない相手からのメールでも差異が生じた。
迷惑だと思う理由では、「欲しくないメールに対しても受信料を支払う(携帯電話)」、「メールアドレス以外の個人情報も漏れているのではないかと心配」「削除するのが面倒であったり、受け手側が労力を要する」といったものだった。携帯電話に関しては、「昼夜問わずに受信してしまい、真夜中に起こされるなど生活に影響がある」といったものも上位(4位)に挙げられていた。
これら迷惑メールに対する対応だが、携帯電話ユーザーでは「メールアドレスを変えた(50.5%)」「特に何もしていない(29.7%)」、PCユーザーでは「特に何もしていな(60.1%)」という結果だった。また、「特に何もしていない」理由については、「対処の仕方がわからない」が一番多かった。
(2002/3/29)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]