【音楽配信】

米Napsterが新サービスを延期、大手レコード会社と契約交渉中

■URL
http://www.napster.com/newnapfaq.html

 米Napsterはこのほど、2002年初頭に予定していた新サービスを延期することを明らかにした。Napsterは同社サイトで「大手レコード会社から楽曲のライセンスを受けた後、速やかにサービスを開始する。当社は法的問題を解消して、さまざまな楽曲を安全に配信するための合意に近づいているが、最良の条件を確実に得るためには、もうしばらく時間がかかる」と説明している。

 新サービスは、レコード会社やアーティストなどへ著作権使用料を支払うため、有料となる。利用料金は著作権所有者とのライセンス契約次第だが、月額5~10ドルになる見込み。Napsterは年内にも新サービスを開始する予定で、利用料金に関する詳細はその際明らかにするとしている。

 新サービスで提供する全ての楽曲は、合法的にライセンスされたものとなる。ユーザーが楽曲を共有可能にした場合、Napsterのシステムがライセンスを受けた楽曲かどうかを調べる。同社は現在、大手レコード会社や独立系レコード会社など、さまざまな著作権所有者と交渉を行なっており、サービス開始時には多数の楽曲を利用可能にするとしている。

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(2002/3/29)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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