■URL
http://www.iss.net/blackiceprotection
http://bvlive01.iss.net/issEn/delivery/prdetail.jsp?type=&oid=19409
米Internet Security Systems(ISS)は8日、侵入検知・防御ソフト「BlackICE PC Protection」を発表した。これは以前より発売されていた「BlackICE Defender」の後継版となる。Windows対応で、価格は39.95ドル(シングルユーザーライセンス)から。
これまでのBlackICE Defenderでもファイアーウォール機能や侵入探知の評判は高かったが、今回は新たに「Application Protection」機能が追加されている。メールクライアントやブラウザー、インスタントメッセージなどでは、インターネットを通じてインバウンドやアウトバウンド通信を自動的に送受信するため、従来のファイアーウォールやアンチウィルスソリューションでは攻撃を防ぐのが難しかった。Application Protection機能では、自動的にこれらの攻撃を察知し防御する。
新製品の発売に際してISSのCTOで創業者でもあるChris Klaus氏は「我々はBlackICE PC Protectionを大企業並みのセキュリティーに設計している。Fortune500企業を守るのと同じテクノロジーを使い、スモールオフィスや家庭のユーザーにとって利用しやすい価格と簡単に利用できるパッケージソフトにしたものだ」と特徴を説明した。
なお、ISSは、2001年にBlackICEの開発元であるNetworkICE社を買収したが、ISSの名前のもとでBlackICE製品をリリースするのは今回初めてのこととなる。
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(2002/4/9)
[Reported by taiga@scientist.com]