【イベント】

セキュリティ専門のイベント
「RSA Conference」が日本で初開催

■URL
http://www.rsaconference.com/

「~Japan」実行委員会の委員長を務めたスタンフォード大学スタンフォード日本センター研究部門所長の安延申氏。「米国では、もうパブリックグッズであるという認識が政府レベルで持たれている」と、同カンファレンスが公共的な意味でも重要であることを強調した

 セキュリティ専門のカンファレンス/展示会「RSA Conference 2002 Japan」が5月29日と30日の2日間、東京都内のホテルで開催される。RSA Conferenceは1992年から米国で開催されているイベントだが、国内での開催は今回がはじめて。暗号研究者やセキュリティベンダー、セキュリティ関連団体、政府関係者などによるセミナーが行なわれるほか、展示会も同時に開催される。参加料金は事前登録4万8,000円、当日6万8,000円。

 「RSA」という名称が付いてはいるが、これはRSA Security社のプライベートイベントではなく、RSA Security社の事業とは完全に独立しているという。もともとは、RSA Security社の創設者ら暗号技術の研究者が数人ではじめた勉強会で、その後インターネットの普及とともに規模が拡大した。2月にサンノゼで開かれた11回目のRSA Conferenceでは、ホワイトハウスを含む政府関係者や企業200社以上が参加している。

 RSA Conference 2002 Japanでは、暗号技術やセキュリティ技術の最新動向、PKI、電子政府など9テーマ/約50コマのセミナーが予定されているほか、RSA Security社の創設者の一人でRSA Conferenceの委員長でもあるJim Bidzos氏やICANNアジア大平洋地域理事の加藤幹之氏の講演も予定されている。

(2002/4/9)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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