■URL
http://www.w3.org/2002/04/p3p-pressrelease
インターネットの標準化団体W3Cは16日、個人情報保護規格の「P3P 1.0」をW3C勧告として公開した。P3Pは1998年以来開発が続けられてきたが、今回勧告として公開されたことは、この仕様が安定した文書として認定されたことを指している。
P3Pは、Webサイトを利用する際のプライバシーポリシーをXMLに基づいて自動的に確認できるようにする仕組み。自分のプライバシーポリシーをP3P対応ブラウザーで編集しておけば、P3P対応Webサイトを訪問したときに、自分のプライバシーポリシーとそのサイトのプライバシーポリシーを照らし合わせることで、自分のプライバシーを守るようにする。
すでにP3Pに対応のWebサイト、ソフトウェアなどが多数公開、配布されており、最近ではIBMやAT & TがP3P対応のプライバシー検証ソフトを公開して話題となっていた。
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(2002/4/17)
[Reported by taiga@scientist.com]