【調査結果】

児童の多くが著作権保護を重要だと考える~米インターネット投票結果

■URL
http://www.scholastic.com/aboutscholastic/news/press02/press_04.22.02.htm

 子供向けの教育コンテンツを提供しているScholasticが4月に実施したインターネット投票の結果、米国の1年生から8年生(日本の小学生と中学校低学年に相当する)の児童のうち62%が「他の人の作品をインターネットからダウンロードするためにはお金を払わなければならない」と考えていることが判明した。一方「ダウンロードする作品は無料であるべきだ」と考えた児童は38%にとどまった。

 Scholasticによると、このインターネット投票は科学的に実施されたものではなく、児童の人口分布も考慮に入れられていない。投票は、さまざまな考えを考慮に入れ自分の意見を表明する教育活動の一環として行なわれたものだと指摘している。この投票は4月8日から15日にかけて行われ3万5,000もの投票があったという。

 さまざまな意見が書き込まれたが、カリフォルニアの10歳の女の子は「もしみんながインターネットからただでダウンロードしたら、仕事をした人がお金をもらえなくなってしまいます」と述べたほか、フロリダの6歳の女の子も「作曲したり歌を歌ったりする人たちは一生懸命働いています。もし音楽に興味があるなら買うべきだと思います」と述べた。一方、テキサスの10歳の女の子は「インターネットから本や音楽を無料でダウンロードすることは許されるべきだと思います。時には何かが本当に必要なときがあって、でもそれを買うだけのお金がないときもあるからです」と書き込んだ。

 こうした結果についてScholastic Classroom Magazineの発行者David Goddy氏は「我々は書籍、音楽やその他の著作権によって守られた著作物をただでダウンロードすることの意味について世論に、特に子供たちに警告してきた努力の結果を見ているのかもしれない」とコメントした。

(2002/4/23)

[Reported by taiga@scientist.com]

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