【技術】

10Gbイーサネットの業界団体、「N+I」で世界最大規模の相互運用デモ

■URL
http://www.10gea.org/10gea_pr_050702.pdf
http://www.key3media.com/interop/lv2002/

 10Gbイーサネットの普及促進を目指す業界団体「10 Gigabit Ethernet Alliance (10GEA)」は7日、現在、米ラスベガスで開催中のネットワーク関連展示会「Networld + Interop 2002 Las Vegas (N+I)」において、世界最大規模の10Gbネットワークの相互運用デモを実施することを発表した。

 このネットワークでは、同団体に参加する13社による19台のネットワーク機器や部品を接続しており、ここにはネットワークシステムやテスト装置、部品、光ファイバーなどが含まれている。200kmを超えるこのネットワークでは、10のネットワークホップを設置し、これらは「IEEE 802.3ae (10 GbE)」ドラフトで規定された7種類のポートタイプのうち、「10GBASE-LR」「10GBASE-ER」「10GBASE-SR」「10GBASE-LW」の4つを含んでいる。

 システムのデモに加え、12社が「IEEE 802.3ae XAUI」インターフェイス上のチップ間通信のデモを行なっている。このデモには、「IEEE 802.3ae (10 GbE)」ドラフトで規定された7種類のポートタイプのうち5種類のポートが含まれている。

 10GEAのMark Fishburn会長は「今回の相互運用デモは、この技術を全世界のベンダーに提供する準備が整っていることを示すものだ」とアピール。

 今回のデモに参加した企業には、米Agilent TechnologiesやCisco Systems、Intel、Spirent Communications、Velio Communications、カナダのNortel Networksなどが名を連ねている。

(2002/5/8)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]

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