【新製品】

ドーセント、社員教育効率を高める「Docent Enterprise6.0」を発表

■URL
http://www.docent.com/

左からドーセントの村上憲郎社長、米DocentのAndrew Eckert社長、シービヨンドの広本麻理社長
 米Docentの日本法人「ドーセント株式会社」は、eラーニングプラットフォーム製品「Docent Enterprise6.0」を発表、日本市場への本格展開を表明した。
 米Docentは、企業向けのeラーニングシステムを提供している企業。同社の主力製品である「Docent Enterprise」は、eラーニングコンテンツ配信や進捗状況管理に加え、企業内の人事システムや社員評価システムなどとの連携に対応している。これによって、eラーニングと教室型の集合教育を効果的に組み合わせた「Blended Learning」を実現でき、社員の能力や社内知識を有効活用した戦略や生産性向上を図るHRM(ヒューマンリソースマネジメント)が可能になるという。

 今回日本向けの展開を発表した「Docent Enterprise6.0」では、世界の主要言語や通貨に対応し、グローバル展開を行なっている企業が、各国の顧客やパートナーらに対してトレーニングを提供することが可能となった。またCentra、Interwiseなどの各種eラーニングコンテンツをサポートし、導入を容易にしている。さらにシービヨンド・テクノロジー・コーポレーションと提携し、SAPやPeopleSoftなどの社内システムと「Docent Enterprize6.0」を連携する「Document Enterprise Connector」の共同開発を行なうことで、HRM実現をさらに促進させることも表明した。
 「Docent Enterprise6.0」の価格はユーザー1,000人で1,000万円前後を予定している。ドーセントではCSKなどのパートナー企業を通じて同製品を展開し、1年後に約50社への導入を目標としている。

(2002/5/9)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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