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■URL
http://www.shes.net/
| 女性に人気のECサイト | ||
|---|---|---|
| 順位 | サイト名 | ％ |
| 1位 | 楽天市場内のサイト | 23.0％ |
| 2位 | セシール | 20.2％ |
| 3位 | 千趣会 | 17.7％ |
| 4位 | ニッセン | 12.0％ |
| 5位 | Yahoo!ショッピング | 10.0％ |
| 6位 | ユニクロ | 7.1％ |
| 7位 | Amazon.co.jp | 6.5％ |
| 8位 | Sofmap.com | 2.3％ |
| 9位 | ヨドバシパーソナルストア | 2.0％ |
| 10位 | 三越 | 1.0％ |
Shes.netは2002年4月時点で約12万3,000人の女性会員を持つ無料ISP。会員の内訳では20代後半～30代の女性が会員の約7割を占めるほか、職業別では専業主婦が33.9％で最も多く、ついでOL（会社員・契約含む）が26.1％、パート・アルバイトが11.7％となる。
同サイトはアンケートを中心としたマーケティング事業が主な収入で、定期的に女性の生活やインターネットについての意識調査も実施している。今回発表したレポートは2001年秋以降に実施した5本の調査をまとめたもので、テーマの内訳は「パソコンでの電子メール利用」（2002年1月実施）、「インターネットショッピング」（2001年11月実施）、「住まい」（2002年3月実施）、「学びごと」（2002年4月実施）、「悩み」（2001年10月実施となる。ここでは「パソコンでの電子メール利用」（回答数2万3,185件）、「インターネットショッピング」（回答数1万3,908件）を中心に、女性のインターネット利用状況を見てみよう。
まず電子メールを利用する場所については、「自宅でのみ」が69.9％と最も多く、次いで「自宅と職場（学校）の両方」が25.5％。「職場（学校）でのみ」はぐっと少なく1.8％の反面、「自宅と職場（学校）、それ以外の場所でも利用」している人も2.6％に上る。電子メールを最もよく利用している機器では、「携帯電話・PHS」が73.5％と、次点の「PC」（25.4％）を大きく引き離した。電子メールの相手は「友人・知人」が96.9％と圧倒的で（ちなみに「彼」は11.3％、「夫」は20.6％）、内容は「世間話かプライベートに関する事柄」がほとんど（計84.5％）というのは、“自宅のPC、または携帯電話で”という利用スタイルからもうかがえる。
使用しているメールソフトでは、1位はやはり「Outlook Express」（82.6％）。次いで「PostPet」（22.9％）、「Netscape Messenger」「Becky!」（どちらも4.4％）だ。Outlook Expressのシェアは非常に高いが、調査のフリー回答では「ウィルスやセキュリティ的な不安を感じる」との声も多く寄せられたという。ウィルスの「感染経験がある」人は16.2％だが、Shes.netでは“感染に気づいていないケースもあるのでは”と推測している。
女性ならではの結果となったのが、インターネットショッピングについての回答だ。人気ショッピングサイト（商品を購入したことがあるECサイト）のランキングでは、1位が「楽天市場」（23.0％）で2位が「セシール」（20.2％）。以下、3位「千趣会」（17.7％）、4位「ニッセン」（12.0％）、5位「Yahoo!ショッピング」（10.0％）と続く。2～4位はいずれも衣料品を中心としたカタログ通販で知られる企業で、女性にとっては馴染みが深い存在だ。Shes.netではこの状況を“カタログで選んで、ネットで注文するスタイルが定着してきたのではないか”と分析している。なおインターネットで購入したことのある食品は、1位「健康食品」（8.5％）、2位「ダイエットフード」「コーヒー」（どちらも4.8％）、4位「洋菓子」（3.5％）、5位「生鮮食品」（3.4％）となった。
Shes.netでは今後も定期的にこうした調査を実施、まとめていく予定だ。
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(2002/5/9)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]