■URL
http://www.activestate.com/Corporate/Communications/Releases/Press1021297189.html
http://www.activestate.com/Products/PerlMx/index.plex
カナダのActiveState社は13日、メールフィルタリングシステム「PerlMX 2.0」を発表した。ActiveStateによればPerlMXはゲートウェイで98%のスパムを除去できる性能を持っているとしており、最も普及しているメール配信システムであるsendmailをサポートしている。
PerlMXはインストールが非常に簡単なだけでなく、Perl言語の強力なテキスト機能を使って企業の生産性向上に役立つさまざまな機能を実現している。例えばスパムチェック機能では、送られてくるスパムを文章によって振り分け、高い確率でスパムを認識し除去することができる。ウィルスチェック機能では、既知ウィルスについて、ファイル名や名前、実行可能ファイル添付などから判断し、ゲートウェイでこれを除去する。さらに企業の内部から機密情報が漏れることがないように、メール本文をフィルタリングし、特定のキーワードが記されているメールを送信できないようにするポリシーチェック機能、送受信されるメールのヘッダ情報から管理者が自動的に統計を見ることができる管理者用機能などが搭載されている。
ActiveStateの創業者兼CEOであるDick Hardt氏は「我々のスパム対策フィルターは98%のスパム阻止率を達成するために複数の分析技術を使っており、スパマーがより洗練されてくるにつれて我々も絶えず修正し、アップデートしている」とコメントした。
(2002/5/14)
[Reported by taiga@scientist.com]