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http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_020513.pdf
米Nielsen//NetRatingsは13日、米国で2002年初めにオンライン広告の出稿数が増加し、同市場に回復の兆しが見られるとの調査報告を発表した。Nielsen//NetRatingsのAdRelevance部門によると、オンライン広告の数が今年1月から4月に33%も増加し、4月には6万9,838件に達した。
NetRatingsのCharles Buchwalter副社長は「過去3カ月間におけるオンライン広告の急増は、オンライン広告市場が新たな牽引力を見出しつつあることを示している。オンライン広告数は2001年3月にピークに達した後、減少を続け、2002年1月には底入れした。昨年の減少傾向は、わずか3カ月で反転した」と分析。
回復の要因は、従来型企業がオンライン広告を増やしたことによる。今年1-4月にオンライン広告数を最も増やした組織のトップはColumbia Houseで、4月には89%増の330件を出稿。2位はNestle USAで67%増の214件、3位は米連邦政府で60%増の370件、4位はUSA Networksで60%増の538件、5位はMicrosoftで55%増の348件と続いている。
(2002/5/14)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]