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■URL
http://www.inktomi.com/company/news/press/2002/toolkit.html
米Inktomiは14日、XMLをサポートした検索技術「Inktomi
Search Toolkit」を発表した。Inktomiはこのツールキットをコンテンツマネジメント、企業ポータル、CRMなどの技術を販売している企業にOEMとして提供したい考えだ。
この検索技術は、これまでのように構造化されていない文書に対してもキーワードで検索できるだけなく、XMLをネイティブサポートしていることから、構造化された文書を検索し、検索結果をアプリケーションとして利用する際に威力を発揮する。検索手法としてはXQueryをサポートしている。XMLの特性を生かして検索結果には直接の検索結果だけでなく、参照されている文書も結果として返すことができる。Inktomiでは一例として、「テレビ」と「36インチ」という二つの言葉が入っている2001年1月1日以降の請求書一覧を検索する場合を挙げ、検索結果としてそれぞれの請求書の詳細な内容に加えて請求書残高を表示することのできるアプリケーションを構築できると説明している。
このツールキットはXMLスキーマに依存しないため、現在のXMLコンテンツだけでなく、将来ますます増えるであろうさまざまな種類のXMLコンテンツにも対応できる。さらにこのツールキットはサーバーベースのアーキテクチャーで動作し、まったく別のプロセスとして動作するため、動作中のアプリケーションが保護され、開発コストを減少できるとしている。
(2002/5/15)
[Reported by taiga@scientist.com]