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伊藤忠商事株式会社、デロイトトーマツコンサルティング、インフォ・アベニュー株式会社の3社共同によるシステムリスク管理事業「eAuditor」は、IT利用事業者向けの法務サービスの提供を開始した。
「eAuditor」では、企業の情報システムの信頼性評価やコンサルティングを主体としたサービスを展開している。ISO／IEC 17799などの国際規準に準拠した「eAuditor管理規準」にのっとった約800項目にわたる調査で、システムの脆弱性から組織・運用体制までを含めた総合的な判断が可能という。加えて、補強のためのコンサルティングやIT保険の提供までを、ワンストップで実現できる点を強みとしている。
今回開始した法務サービスでは、岡村・堀・中道法律事務所、および牧野法律事務所が参加し、IT利用事業者に対して法務コンサルティング、法務診断、法務相談などを提供する。IT分野に精通した弁護士が法務サービスを担当することで、掲示板での誹謗中傷や情報漏洩、システムダウンによる損害などに、法的な側面からの適切な対処が可能になったとしている。なお料金などは案件の内容などによって異なるという。
(2002/5/16)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]