【提携】

オン・ザ・エッヂとプラネックス、アプライアンス製品の開発販売で提携

■URL
http://edge.jp/ (オン・ザ・エッヂ)
http://www.planex.co.jp/ (プラネックスコミュニケーションズ)

「DHシリーズ」など共同開発製品(上写真)と、オン・ザ・エッヂ堀江氏(下写真左)、プラネックス久保田氏(下写真右)
 株式会社オン・ザ・エッヂとプラネックスコミュニケーションズ株式会社(以下プラネックス)は、ネットワークアプライアンスサーバー事業で提携することを発表した。7月より共同開発による製品「DHシリーズ」を展開する。

 この提携では、オン・ザ・エッヂは同社のデータセンター事業「データホテル」で培ったネットワーク製品の運用ノウハウ、プラネックスはネットワーク関連機器の製造開発販売のノウハウというそれぞれの得意分野を活かし、安価で高機能なアプライアンス製品「DHシリーズ」を共同で開発、製造する。データセンターでの利用を考慮し、薄型筐体、低消費電力、リモートリセット機構、Webブラウザーによる管理インターフェイスなどの仕様を各製品に共通化することで、運用側の利便性を高める狙いもある。7月にまずファイアウォール、侵入検知などの4製品を発表し、追ってオールインワンサーバーなど、合計7製品を展開する予定だ。価格は製品により30万~80万円程度を予定している。またこれに先駆け、プラネックスの普及版オールインワンサーバー「PLASMA」シリーズを共同でバージョンアップした新製品「PLAZMA3000」を、6月中に発売することも発表した。

 オン・ザ・エッヂの堀江貴文代表取締役社長は、今回の提携について「プラネックスの製品はうち自身も長い間のユーザーで、プラネックス製品なしにはデータセンターを採算ベースに乗せることが不可能とも言える。アライアンス製品を一緒に作ることで、安価でいい製品を提供できる」と述べ、またプラネックスの久保田克昭代表取締役社長は、「これまでうちはモノ以上のことにはあまり手を出してこなかったが、単にリーズナブルというだけではなく、機能やソフトウェアの面でも1歩踏み出していきたい」と抱負を語った。2社はDHシリーズで初年度累計1,000台の販売を目標としている。

(2002/5/16)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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