■URL
http://www.enterpulse.com/press/051502.html
自分が訪れたWebサイトのデザインが悪かったり、情報が十分に提供されていない場合「66%の利用者が二度とそのサイトに戻ってこない」とする調査結果が米Enterpulseによって発表された。
調査では、ビジネスパーソンの大半が多くのWebサイトがナビゲートしにくく、自分が今ページのどこにいるのかを覚えたり判断をするのに必要なツールが十分でないと感じていることがわかった。Webサイトのビジターのうち80%は、企業のWebサイトがユーザーの視点からというよりは企業内部の視点からデザインされていると感じているという。
デザインのよくないWebサイトが多く存在するなかで、95%のユーザーが「自分の仕事で必要な情報がすぐ手に入れられる」「最新のものである」「すぐに見つけられる」ことが非常に重要だと考えているが、半分の利用者が多くのビジネス向けWebサイトのナビゲートが難しいと答えている。
これについてEnterpulseの会長兼CEOであるMichael W.Reene氏は「Webに掲載される情報が、企業の重要な構成員、例えば顧客、サプライヤー、従業員によってどのように利用されるかというWeb戦略に対して、全体論的なオーディエンス指向のアプローチをとるべきだ」と述べ、企業が利用者の期待にこたえることが重要だと指摘した。
(2002/5/16)
[Reported by taiga@scientist.com]