■URL
http://www.ntt-me.co.jp/livinggate/
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020516a.htm
http://store.nttx.co.jp/
LivingGateは写真立てにもなる。右の突起はカメラ。 |
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は16日、ルーター機能内蔵型のカメラ搭載ホームサーバー「LivingGate i」を6月1日より販売すると発表した。これは、一般家庭における情報共有と情報発信を想定した機器で、サイズは160(W)×190(H)×58(D)mmで重量は800g。価格はオープンプライスで、予想実売価格は47,800円程度。販売に先立ち、16日よりオンラインストア「NTT-X Store」にて、先行予約を受付る。
LivingGate iは、ブロードバンドルーターとしての機能を備えており、IPマスカレードにより複数台のパソコンをインターネットに接続できる。また、IEEE802.11b準拠の無線LANアクセスポイント機能も搭載している。OSはLinuxをベースとしており、設定は全てブラウザーから行なえるようになっている。OSや各種データは64MバイトのCFに保存されており、アップデートにも対応している。
LivingGate iでは、家族との情報共有するための「伝言板機能」、ファイルを共有する「ファイル共有機能」、搭載されたカメラで部屋を監視できる「カメラサーバー機能」などを備えている。また、Webサーバーも搭載しており、同社が運営するダイナミックDSN対応サービス「LivingGateリンクサービス」との連携により、作成したホームページを外部に公開することも可能だ。
NTT-MEでは、家庭内の情報共有と情報発信をコンセプトに開発を進め、市場の反応を見ながらアプリケーションと接続端末の拡充を図るとしている。
(2002/5/16)
[Reported by adachi@impress.co.jp]