【行政】

内閣府、「未来生活懇談会」を開催~一般を対象とした「ネット委員」を導入

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http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2002/0517mirai_seikatsu.pdf

 内閣府国民生活局は、すべての国民が生きがいのある人生を送れるような「未来の生活」に向けて、有識者による懇談会を毎月2回開催すると発表した。メールによる資料配布や意見聴取が行なわれる、一般人を対象にした「ネット委員」の導入を予定している。

 未来生活懇談会の開催にあたり内閣府では、「断行中の聖域なき構造改革は、供給サイドの視点で議論されている」とし、「全ての国民が生まれてきて良かったと思える、生きがいのある人生を送ることができるような」議論を深めるとしている。構成メンバーは、座長に清家篤慶應義塾大学教授を向かえ、佐々木毅東京大学総長や作家のC.W.ニコル氏など。政府側からは、福田内閣官房長官や竹中経済財政政策担当大臣などが出席する。

 一般を対象とした「ネット委員」だが、内閣府によると現在、応募方法を調整中とのこと。内閣府のWebサイト上で随時募集する予定だが、「第1回目の懇談会には間に合わない可能性もある」という。

 同懇談会の第1回目は5月28日で、全般的な問題提起などを行なう予定だ。また、第2回目(6月12日)では、板倉雄一郎ベンチャー・マトリックス株式会社代表取締役や、松本大マネックス証券株式会社代表取締役社長を招き、「多様なライフコース、チャレンジング人生」をテーマに懇談会を行なうという。

(2002/5/20)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]

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