【調査結果】

ブロードバンドユーザーの半数が
ウェブサイトの動画広告に良い印象

■URL
http://www.cyberwing.co.jp/news11.html

 サイバーウィングは22日、@nifty、BIGLOBE、So-net、hi-hoの協力のもと、ブロードバンドユーザーを対象に今年3月に実施した「主要ISP共同ブロードバンド広告実験」の調査結果を発表した。ウェブサイトに動画広告を挿入する方式について、4~5割が良い印象を持っていることが明らかになった。

 実験では、サイズが160×120ピクセル、エンコードが100kbpsのストリーム広告をウェブサイトに挿入し、目立ち方と好感度を集計した。その結果、目立ち方では5段階評価のうち「とても目立つ」「やや目立つ」とした人が各年齢層で6~7割に達した。好感度では、同じく「とても良い」「良い」とした人が各年齢層とも概ね4~5割あり、20歳未満では6割以上に達している。

 さらに、広告と一緒に流れる音声については「あった方がよい」とした人が69%、「気にならない」とした人が24%となっており、「ない方がよい」とした人を大きく上回った。

 インターネット広告が動画になることについて、「時期尚早」「パソコンに負担がかかりそう」などの否定的コメントも寄せられたが、同時に「テレビ感覚で見やすい」「静止画より動画のほうがインパクトが在る」といった肯定的コメントもあったという。ブロードバンドの普及にともない、インターネット上の動画広告に対する印象が変化しつつあると言えそうだ。

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(2002/5/22)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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