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http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_020520.pdf
米Nielsen//NetRatingsは20日、2002年4月における米国のブロードバンド市場に関する調査報告を発表した。米国の上位20都市で、ブロードバンドを利用する家庭ユーザーが前年同月に比べて48%以上増加。また、家庭でケーブルモデムやDSL、ISDN、LANなどを用いてインターネットを利用してるユーザーが2,520万人に達し、前年同月の1,590万人から58%増加した。
都市別では、ブロードバンドユーザー数が最も多いのはニューヨークで、前年同月に比べて70.5%増加の278万人。以下、2位はロサンゼルスで87.9%増の177万人、3位はボストンで48.4%増の112万人、4位はサンフランシスコで21.0%増の111万人、5位は69.9%増の79万人となっている。
NetRatingsの主席アナリストであるTS Kelly氏は「米国では全体的にインターネットの成長が鈍化したにもかかわらず、ブロードバンドへの需要は高い。大半のユーザーにとって高いコストがブロードバンド導入の障壁となるが、プロバイダーは価格やサービス、コンテンツのバランスを考慮すれば、ダイヤルアップユーザーの移行を促進できるだろう」と提言している。
(2002/5/22)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]