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http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/May02/05-23MSNVerizonPR.asp
Verizon Wirelessの端末 |
米Verizon WirelessとMicrosoftは23日、Verizon Wirelessの携帯電話サービスにMSNのコンテンツやサービスを提供することで合意したことを発表した。両社は現在提供しているサービスだけでなく、将来新しいサービスを共同開発することでも合意している。
Verizon WirelessとMSNによるサービスは24日(米国時間)始まり、Verizon Wirelessサービス利用者は携帯電話からMSN Messengerを利用できるようになる。MSN Messengerが携帯電話から利用できるようになるのは米国で初めてのことだ。さらに「MSN Hotmail」「Microsoft.NET Alert」「MSN information service」などが携帯電話の画面上で利用できる。今後Verizon Wirelessのサービスの新規加入者は初期状態でMSNのサービスにアクセスできるようになる。
今後両社は、位置情報サービスなどを組み合わせた新しいモバイルアプリケーションの開発を行なうほか、MicrosoftのPocketPCやスマートフォン技術を組み込んだ携帯デバイスを共同で開発し、Verizon Wirelessのサービスとして顧客に提供していくことになる。また、Verizon Wirelessは「Microsoft.NET Enterprise Server」などMicrosoft製品を使い、企業向けのモバイルメッセージングサービスなどを提供していく。
この提携についてVerizon WirelessのChief Marketing OfficerであるJohn Stratton氏は「今回の発表はマイルストーンではあるが、コンシューマ市場にすさまじいリーチを持った2つの強力なブランドの提携の始まりに過ぎない。消費者が生活を管理するために携帯デバイスにますます依存するようになるとき、今回始まるサービスや、この提携によって将来提供される製品やサービスは、Verizon WirelessとMicrosoftを唯一の選択肢にするだろう」とコメントした。
(2002/5/24)
[Reported by taiga@scientist.com]