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仏JDNetが実施した「2002年FIFAワールドカップ日韓大会に関する調査」によると、フランスのインターネットユーザーで、ワールドカップの試合観戦にインターネットを利用すると回答した人が、単独利用および併用を合わせて30%近くに達することが明らかになった。
この調査は5月16日から22日に行なわれたもので、期間内に1,187人から回答があった。このうち、サッカー自体に興味がないと回答した人が489人と全体の41.2%を占めたが、テレビのみで観戦すると回答したのが306人(25.8%)、テレビとウェブを併用すると回答したのが251人(21.1%)、ウェブのみでと回答したのが95人(8%)となっていた。その他、ラジオで観戦すると回答した人も20人(1.7%)いた。
併用もあわせて、サッカー観戦にインターネットを利用すると回答した層は29.1%に達することになる。41.2%がサッカーに興味がないと回答していることを考慮して、残りの“サッカーファン人口”で算出し直すと、実に半数近くがインターネットを利用することになる。
今回のワールドカップは東アジア地域で開催されることもあり、欧州では、テレビのゴールデンタイムに必ずしも生放送されるとは限らない。また、Yahoo!がFIFAと提携してウェブ中継することも手伝って、ネットでの観戦希望が増加したものと見られる。
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(2002/5/27)
[Reported by Gana Hiyoshi]