■URL
http://www.ykkap.co.jp/news/index3.html
YKKグループ関連の建材製造販売会社、YKKアーキテクチュラルプロダクツ(YKKAP)株式会社のサイトで、同社のアンケートに回答した約45,000件の個人情報が流出した。情報流出が判明したのは26日午前3時。同日の15時には外部からのアクセスを遮断し、該当データを他のサーバーに移管した。同社では、個人情報流出について「不正アクセスによるもの」だとしている。
今回流出した個人情報は、同社が2000年10月~2002年5月にかけて実施していたアンケートに対する回答。内容としては、住所、氏名、電話番号、性別、職業、メールアドレスのほか、住まいに関する情報(一戸建てか集合住宅かなど)が含まれていた。YKKAPには26日11時頃に「別のサイトに個人情報が流出している」との連絡があり調査を開始、事実関係の確認後、アクセスを遮断するなどの処置をとったとのこと。
なお、同社では、該当者の約45,000名にお詫びのメールを送ったうえ、専用窓口「ホームページアンケートデータ流出対応専用ホットライン」を設置し対応している。現在のところ数名から「自分の情報はどこまで流出しているのか」といった問い合わせがあったという。
27日には「エステティックTBC」のサイトより3万人分のデータ流出する事件があったばかり。不正なアクセスによる被害である可能性はあるものの、企業側の確固たる個人情報保護対策が望まれる。
問い合わせ先
「ホームページアンケートデータ流出対応専用ホットライン」
電話番号:03-5610-8257
メールアドレス:hotline@ykkap.co.jp
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(2002/5/28)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]