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■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020530.htm
エヌ・ティ・ティエム・イー（NTT-ME）は、地図配信サイトのオールインワンパッケージ「GISMIEパック」を6月3日より販売すると発表した。
地図配信サイトを構築するのに必要な地図データ、ウェブサーバーやデータベースなどのソフトウェア、サーバー用のハードウェアを含んでおり、地図の表示・閲覧機能のほか、住所などからの検索機能、ポイント情報や関連ファイルの登録機能、ユーザー管理機能なども標準で提供される。インターネットやイントラネットで地図情報を参照できるWeb-GIS（Geographic Information System）としては業界で初めてのトータルパッケージだとしている。
オーダーメイドでGISソリューションを導入するのに比べ、GISMIEパックは半額程度のコストで構築可能で、導入期間も2分の1から3分の1に短縮できるという。一方、ASPで提供されているGISソリューションよりも、カスタマイズの自由度が高く、実現できる機能も豊富だとしている。自治体の住民向けサービスや企業の店舗案内などでの利用を想定しており、今年度に30セットの販売を目指す。
パッケージは市町村または都道府県単位で用意し、出荷開始は東京エリアが7月から、関東甲信越エリアが8月からとなる。価格は地図データの情報量によって異なり、市町村パックでは480万円（新潟市）から700万円（東京23区）、県別パックでは640万円（山梨県）から1,120万円（長野県）となっている。追って10月から全国エリアのパッケージも出荷する。
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| 地図データは、MTT-MEが2000年10月より販売している「MEMAP」を活用。縮尺は都市部で1/2500、山間部などで1/5000まで用意されている(左)。ポイント情報には、画像データやウェブサイトへのリンクなどを登録できるほか、関連するデータファイルをサーバー上で保存・公開することも可能(右) | |
(2002/5/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]