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■URL
http://www.ultradns.com/news/020530.html
米UltraDNSは30日、DNS管理サービスを個人や中小企業でも利用できるように月額1ドルまで料金を下げた新サービス「BasicDNS」を開始した。
インターネットを利用する際には、必ずドメイン名からIPアドレスへの変換またはその逆の作業が「Domain Name System(DNS)」により行なわれている。大企業などではDNSをオープンソースソフトウェア「BIND」によって自前で管理していることが多いが、管理に手間がかかるうえにサーバーがダウンすることがあるなど問題も多い。また、ホスティング業者に依頼している場合もずさんな管理によってサーバーダウンが発生してサイトにアクセスできない問題が生じることもある。UltraDNSは、こうしたトラブルが多いDNS管理をアウトソースし、Webベースのインターフェイスにより簡単に管理し、信頼性を保ちながら運用するサービスを提供してきた。
UltraDNSは、これまで月額5ドルから80ドルの価格帯でDNS管理サービスを提供していたが、今回年額12ドルから32ドルまで価格帯を下げることにより個人ユーザーにも手の届くようになった。このサービスでは、UltraDNSのWebベースのユーザーインターフェイスが利用できるだけでなく、メールによるサポートも含まれる。サービスをアップグレードしようと思えば年間32ドルでDNS管理だけでなく、URLとメール転送サービスを受けることもできるため、安価なホスティングサービスと組み合わせる個人ユーザーにも選択肢が広がる。また他のドメイン転送サービスからUltraDNSに移す場合6ヶ月無料でサービスを受けられるキャンペーンも行なわれている。
(2002/5/31)
[Reported by taiga@scientist.com]