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http://www.siia.net/sharedcontent/press/2002/5-31-02.html
米国のソフトウェア業界団体Software & Information Industry Association (SIIA)は31日、オークションサイトで海賊版ソフトを販売したとして訴えられていたニューヨーク市ブルックリン在住のYaroslav Suris被告が、米連邦地裁から著作権侵害により、2カ月間の禁固刑と14カ月間の自宅謹慎、29万556ドルの罰金を言い渡されたことを明らかにした。
Yaroslav Suris被告は2月1日、米Adobe SystemsやSilicon GraphicsのAlias|Wavefront部門、Macromedia、Corelなどの市販ソフト約29万ドル相当を違法複製し、オークションサイトで販売したと認定され、有罪が確定していた。
SIIAのAdam Ayer氏は「ソフトウェア業界はインターネットにおける海賊行為で年間数百万ドルもの損害を被っており、雇用や賃金、税収などが直接影響を受けている。個人や家庭における海賊行為は匿名性によって隠れているが、著作権を侵害して法律に違反しているという事実には変わりはない」とコメントしている。
(2002/6/3)
[Reported by 江藤浩幸]