■URL
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/messenger/default.asp?navindex=s16a
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/officex/officex_sr1.asp
米Microsoftは3日、Mac OS X用のIMソフト「MSN Messenger 3.0」と、オフィススィート「Office v. X」のService Release 1(SR 1)をリリースしたと発表した。いずれも、英語版、日本語版のほか独語、仏語版などが用意され、同社サイトで無料公開されている。これらのアップデータでは、新機能の追加、性能や安定性の向上などが図られている。
MSN Messenger 3.0では、Mac OS Xと同様のユーザーインタフェイスを採用したほか、「Buddy List」に登録しているユーザーへのファイル転送、グループ分けに対応したコンタクト、ツールバーやアイコンのサイズ変更などの新機能追加のほか、エモティコン(顔文字)への対応強化などが図られている。
また、Office v. X SR1では、1,500以上もの機能改善や新機能追加、バグフィックスなどを図ったという。これらの新機能には、Mac OS Xの画面表示機能「Quartz」を通じて文字を読みやすくする機能や、「Excel X」に「FileMaker Server」のデータを容易に取り込める機能、ユーザーが編集した画像をツールバーのボタンに張り付けられる機能などが含まれている。
なお、Microsoftは併せて、Office v. X付属のメールソフト「Entourage X」のデータをPalmOS搭載機と同期可能にするツールを、7月15日に無料公開することを明らかにした。
(2002/6/4)
[Reported by 江藤浩幸]