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http://www.ntt.com/release/2002NEWS/0006/0610_2.html
NTTコミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は10日、ISP事業者向けにOCNネットワークを貸し出す「OCNバーチャルコネクトサービス」を13日より開始すると発表した。これにより、ISPは、自社ブランドを保持したまま「Bフレッツ」対応サービスなどを低コストで提供できるという。
NTTコムでは、従来よりISP向けにアナログやISDNなどに対応したダイヤルアップのアクセスポイントを提供しているが、今回の「OCNバーチャルコネクトサービス」ではフレッツ・ADSLとBフレッツに対応にした。これにより、ISPは自社でネットワークを持つことなく、フレッツ・ADSLやBフレッツなどを接続サービスの全国展開させることができる。
なお、ISP側は、RADIUSサーバー、メールサーバー、DNSサーバーなどエンドユーザーに対するサービス提供に必要な設備は自前で用意する必要がある。「OCNバーチャルコネクトサービス」の料金は、利用ID数に応じた従量制となっている。
NTTコムでは、今後、同サービスのフレッツ・ISDNやモバイル接続への拡大を検討しているという。
(2002/6/10)
[Reported by adachi@impress.co.jp]