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米Nielsen//NetRatingsは10日、世界12カ国において、2001年4月から2002年4月の1年間に、1カ月当たりのインターネットの平均利用時間が13%、平均接続回数が9%増加したとの調査報告を発表した。
家庭からインターネットを利用しているユーザー数は、2002年4月に16%増の約4億2,240万人に達し、その中でアクティブな利用者、または実際にインターネットに接続しているユーザー数は、18%増の約2億4,140万人に達した。NetRatingsのRichard Goosey氏は「利用時間と接続回数の大幅な伸びは、ユーザーがインターネットを日常的なものとして、より多くの時間を費やしていることを示している」と分析。
地域別では、米国では家庭におけるブロードバンド利用者の割合が約25%、利用者数が2,500万人に達し、これに伴って接続回数や接続時間、ページビューなどが1年間に2桁増加している。一方で、米国以外では、大半が56Kbps以下のモデムでインターネットを利用しているが、インターネット利用の伸びは接続速度とは関係なく、コンテンツから得られる利点が増加していることを示している。
(2002/6/11)
[Reported by 江藤浩幸]