【業界動向】

米Citibank、ネット賭博でのクレジットカード使用をブロック

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http://www.oag.state.ny.us/press/2002/jun/jun14a_02.html

 ニューヨーク州検事当局と米Citibankは14日、同社のクレジットカードを使用したネット賭博取引のすべてをブロックすることで合意した。

 今回のブロックは、年間40億ドルが動くともいわれるネット賭博において、違法行為にあたるクレジットカードを利用したジャックポットなどの行為を封じ込めることを目的としている。特にCitibankは、全米のクレジットカード利用の約12%を占めているが、これまでネット賭博に利用することを禁じていなかっただけに、同行の今回の協力は違法賭博行為を封じ込めるのに必要不可欠だ。ブロックは、ニューヨーク州市民が保持するクレジットカードに適用されるが、ニューヨーク州だけでなく、すべてのネット賭博行為に適用されるとしており、効果が期待される。なお、Citibankでは、ネット賭博撲滅に関与する非営利団体に10万ドルの支援を行なうことも明らかにしている。

 米国では、ネット賭博を全体として規制する法律を成立させる動きが1996年ごろからあるが、まだ成立に至っていない。また、ニューヨーク州を含め各州には、賭博規制法があるが、ネット上での行為を効果的に規制できていないのが現状だ。ネット賭博が年々産業として巨大化してきており、それに絡む利権との関係で、法律の成立が難しくなることが予測されるなか、司法当局は、実力行使による犯罪増加防止対策に躍起だ。

(2002/6/17)

[Reported by Gana Hiyoshi]

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