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http://www.ariel-networks.com/
ArielAirOne(β画面) |
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アリエル・ネットワーク株式会社(アリエル)は20日、P2P型コラボレーションウェア「ArielAirOne」を9月よりダウンロード販売すると発表した。対応OSは、WindowsおよびGNU/Linuxで、ユーザーインターフェイスにはWebブラウザー(IE5.0以降、Netscape6.2以降、Mozilla1.0以降)を利用する。価格は、1ユーザーあたり1万円前後になる見込み。
アリエルでは、独自に開発したGnutella型P2Pフレームワーク「SOMAnet」をベースに、さまざまなP2Pアプリケーションを投入していくという。その第1弾として、スケジュール管理やプロジェクト管理などができる「ArielAirOne」を販売する。なお、2003年1月には、大規模ネットワーク向けシステム管理ツールとなるエンタープライズ版も販売する予定だ。
同社によると、2003年度には1億円、2006年度には18億円の売上を目指すという。P2P型コラボレーションウェアでは米国の「Groove」などが有名だが、同社代表取締役社長の栗村信一郎氏は、「日米のビジネス慣習の違いを踏まえて、“痒いところに手が届く”ツールを提供したい」と語った。
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(2002/6/20)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]