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http://www.fnj.co.jp/content2/news/020625.html
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME)など10法人は、「インターネットマンションサービス協議会」(略称 IMSC)の設立を発表した。
マンション向けのインターネット接続サービスが普及の兆しをみせているが、設備や回線速度、料金設定などがサービス・業者ごとに異なり、分かりにくいといった状況があった。これを改善し、サービスの品質向上を図り、またユーザーの利便性向上を目指す目的で協議会を設立したという。参加しているのはNTT-MEのほか、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、キンデン、ケイ・オプティコム、KDDI、西華産業、つなぐネットコミュニケーションズ、ファミリーネット・ジャパン、有線ブロードネットワークス、ベターリビングの、計9社1団体。ファミリーネットジャパンが事務局を務める形となる。
協議会ではマンション向けインターネット接続サービスの品質向上やサービス基準の作成、広告表現のルール化などを行なっていく。現在は回線速度の表示などで誤解を招く点が多いので、基準を設けることでそうした事態を解消するという。またベターリビングを通じて、国土交通省など関連各庁へ、既設マンションのネット化への助成金制度や優遇税制等に関する提言も行なっていく。8月に第1回の協議会開催を予定しているほか、他の法人や関係団体へのアプローチも図る方向だ。
(2002/6/25)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]