【調査結果】

仏国のインターネット利用、若者では6割突破も~仏統計局発表

■URL
http://www.insee.fr/fr/ffc/Fiche_doc.asp?doc_id=775&path=/fr/ffc/docs_ffc/IP850.pdf&zip=
http://www.insee.fr/

 仏統計局「Insee」がこのほど発表した仏国民のITに関する利用実態調査によると、2001年10月現在、仏国民の過半数がパソコンを保持し、3分の1を超える国民がインターネットに接続していることが分かった。

 調査結果によると、パソコン保有率は国民平均で50.8%、ネット接続率は31.9%であった。これを15-19歳で見ると、パソコン保有率は86.7%、ネット接続率63.8%と高い割合になっている。学生に至っては、パソコン保有率は90.9%に達しており、ネット接続率も73.3%に到達している。一方、70歳代は、パソコン保有率およびネット接続率はそれぞれ7.1%、2.4%であった。

 利用目的では、職場および学校での利用は、当然ながら8割以上がそれぞれに合った目的で利用されているが、家庭での利用も、30%以上が職場または学業向けの利用を含んでいるという実態が浮き彫りになった。利用目的を詳細に見ると、年代差が浮き彫りになる。特に、音楽での利用は、15-19歳では53.2%が利用しているのに対して、50歳代では16.8%にとどまった。男女別では、軒並み男性の利用が女性を上回る傾向を見せたが仕事での利用は、女性の男性を上回った。

(2002/6/25)

[Reported by Gana Hiyoshi]

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