■URL
http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox7.html
オランダのOneStat.comは24日、最新のブラウザーシェアに関する調査結果を発表した。それによると、Microsoftのブラウザー「Internet Explorer」(IE)が圧倒的なシェアで市場を支配している一方、最近発表された「Mozilla 1.0」や「Netscape 7.0」もシェアを伸ばし始めているという。
この調査結果によると、6月21日時点でMicrosoftのIEのすべてのバージョンが市場で占めるシェアは95.3%だった。また、Netscapeのシェアは3.4%、Operaのシェアは0.7%だった。これを先月の数字と比べると、IEは1.3%減少したのに対し、Netscapeは0.6%、Operaは0.2%上昇しており、NetscapeやOpera勢がわずかながらMicrosoftからシェアを奪っていることになる。
この調査は、OneStat.comのウェブサイトログ解析ソフトを採用しているウェブサイトを訪れたブラウザーのシェアを調べたものであり、すべてのサイトに関して適用されるものではないことに注意すべきだが、Netscapeなどの“IE以外”のブラウザー勢のシェアが伸び始めている兆候が見えることは注目に値する。
(2002/6/25)
[Reported by taiga@scientist.com]