■URL
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/06/26.html
右から富士通 常務取締役・大田幸一氏、同プラットフォーム事業推進本部・斉藤信氏、同トランスポート事業本部・森田昭憲氏
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「PROPOSE」はシステムの企画から構築、運用、保守などをメニュー化して提供するサービス商品体系で、富士通の企業向けソリューションビジネスの中核を担っている。今回追加する新商品群では、まず「Netcares for Service Provider」で通信事業者、ISP向けのネットワーク関連サービスを提供する。新規にキャリア・ISP事業に参入する企業に向けて、事業申請代行からコロケーション、ダークファイバーレンタルなどの事業計画からシステム設計、保守・運用までトータルなサポートを行なう。また、既存のキャリア・ISP企業へのアウトソーシングのニーズにも対応していく。さらに官公庁・自治体向けの商品群を「Netcares for Government」として新たに体系化し、e-Japan計画推進に向けたネットワーク整備やシステム構築をはじめ、運用からコンテンツ作成までをトータルにサポートするサービスを提供する。
富士通では、これら新商品群によって、ネットワークシステムの導入に必要なサービスと製品の選択が容易になり、また企画から稼動までの期間を従来の約二分の一に短縮できるとしている。同社は「Netcares for Service Provider」で今後3年間の販売目標を790億円、また「Netcares for Government」で同160億円としている。さらに、ネットワーク運用代行を行なう「富士通ネットワークオペレーションセンター」と、24時間体制のネットワーク総合技術サポートを行なう「富士通テクニカルアシスタントセンター」を栃木県小山市に開設、サービスレベルを明示した運用を進める方針だ。
(2002/6/26)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]