【業界動向】

シスコなど6社、eビジネス導入を促進する協業体制「IBS」を展開

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http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/pr/2002040.html

記者会見には各社代表が出席
 シスコシステムズ株式会社とシステムインテグレーターなど計6社は、企業のeビジネスプロセス策定、パッケージ選定、アプリケーション導入を行なうパートナーシップ「インターネット・ビジネス・ソリューション・イニシアティブ」(以下IBS)の展開を発表した。

 シスコシステムズでは、Webベースで出張手配や精算、調達などが行なえるeビジネスソリューションを、業務全般に導入している。現在9割以上の受注をオンラインで実施し、またeラーニング等のWebアプリケーションも活用している。さまざまな業務プロセスをWebベースで可能にすることで大幅なコストダウンが実現でき、2001年では約17億ドルのコスト節減を達成したという。IBSは、シスコによるこうした実績とノウハウを企業に提供することで、企業のインターネットの活用がコスト削減と生産性向上をもたらすことを実証するものとなる。

 具体的には、シスコのインターネット・ビジネス・ソリューションズ・グループ(IBSG)がまずユーザー企業へのコンサルティングを行ない、そのうえでパートナー各社の得意分野を生かしたソリューションを提案、導入を行なっていく。パートナーとして参加するのは伊藤忠テクノサイエンス、キャップジェミニ・アーンスト&ヤング、新日鉄ソリューションズ、TIS、電通国際情報サービスで、システムインテグレーターとコンサルティングファームという構成で、2002年内に4~5社に対して具体的な提案、及び導入を実施していく予定だ。

(2002/7/16)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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