【業界動向】

米GoogleがRouteScienceの経路制御ソリューションを採用

■URL
http://www.routescience.com/news/press/072202.html
http://www.google.com/

 米RouteScienceは22日、米Googleが検索エンジンの性能を向上させることを目的に、RouteScienceのインターネット経路制御ソリューション「PathControl」を採用したと発表した。

 PathControlは、インターネット上でユーザーとアプリケーション間の性能を測定し、最適なISPへのリンクに自動的に導く技術。同技術では、過度の遅延やロスから生じる性能低下の問題を解消し、ユーザーへの処理を10倍も高速化できるという。同技術により、企業やサービス提供会社は、複数の低料金のISPを活用することで帯域コストの低減を図れるとしている。

 RouteScienceの共同創業者で会長兼CEOを務めるHerb Madan氏は「PathControlは、ユーザーにはWebページの高速なダウンロードを、企業には帯域コストの飛躍的な低減をもたらす。最近のトラフィック量でも、企業はWANコストの低減のみならず、1年以内に投資の回収を見込める」とアピールしている。

(2002/7/23)

[Reported by 江藤浩幸]

ほかの記事はこちらから

INTERNET Watch編集部internet-watch-info@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.