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http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_07_23_02.shtml
XML関連の標準化団体OASISは23日、Webサービス向けのセキュリティ仕様「WS-Security」を標準化するための技術委員会を設置したと正式発表した。
WS-Securityは米IBM、MicrosoftおよびVeriSignが開発した仕様で、6月末にOASISに提出。OASISでのオープンな標準化手順を通じ、3社が開発したWS-Security仕様をプロバイダーやユーザーが協力して拡張していく。WS-Security仕様では「SOAP」の拡張仕様やメッセージヘッダを定義し、Webサービスアプリケーションで完全性や機密性を確保する。
新たに設置した技術委員会には開発元の3社の他、富士通や米BEA Systems、Intel、IBM、Novell、SAP、Sun Microsystems、VeriSignなどが参加している。同委員会は、9月4日~5日に初会合を開く予定だ。
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(2002/7/24)
[Reported by 江藤浩幸]