【セキュリティー】

バガボンド、必要なセキュリティー情報を選別して配信するサービス開始
~SecurityFocus専任アナリストが必要な情報を絞り込んで配信

■URL
http://www.vagabond.co.jp/top/pressr/press/200207261.html

「DeepSight Alert Services」のサービス提供イメージ

 株式会社バガボンドは26日、株式会社ネットワークセキュリティテクノロジージャパンと提携し、セキュリティー情報配信サービス「DeepSight Alert Services(以下、DSAS)」の提供を開始すると発表した。価格は、1シートで68万円となる。

 DSASは、それぞれの管理者が必要な分野だけに絞り込んだセキュリティー関連情報を配信するサービス。管理者が受け取る情報は、自身がセキュリティーポリシー、製品、バージョン情報などを細かく設定することが可能で、設定した内容から必要な情報だけを受け取ることができる。

 情報の取捨選択を行なうのは、米SecurityFocusの専任アナリストだ。SecurityFocusの調査によると、セキュリティー管理者は毎日多数配信されてくる脆弱性やインシデント情報の中から、必要な情報を抽出する作業に一日平均2時間を費やしており、これが負担になっているという。DSASでは、この負担を軽減するための絞り込みを行ない、さらに対応策まで含めた情報を24時間体制で提供する。また、ユーザーはDSASのデータベースを自由に検索することが可能となっている。

 バガボンドによると、「現在当社では、このようなサービスを提供しておらず、セキュリティー情報提供サービスのラインナップの拡充という意味も込めて、今回サービス提供を開始した。これにより、管理者はさらに利便性と信頼性の高いサービスを受けることが可能になるだろう」とのこと。

(2002/7/26)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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