【ブロードバンド】

平成電電、12Mbpsに対応したADSL「電光石火」を年額1万5,000円で開始

■URL
http://www.hdd.co.jp/
http://www.hdd.co.jp/adsl.html

佐藤賢治代表取締役

 平成電電株式会社は30日、Annex C.xに対応したADSLサービス「電光石火」を9月から開始すると発表した。年額利用料は1万5,000円、ルータータイプモデムのレンタル料金が月額700円。会員募集は、8月1日から同社Webサイトで先行実施される。

 電光石火の提供速度は10Mbpsで開始し、11月末には12Mbpsに増速する予定。また、10月末には、収容局舎から最大7kmのロングリーチサービスを開始する。サービス開始時点での予定提供エリアは、北海道から鹿児島まで33都道府県327収容局。年内には、全国47都道府県1,000収容局以上に拡大する予定で、30万回線の獲得を見込んでいる。

 電光石火が提供するのは、あくまでもADSLの足回り部分であり、メールやWebスペースなどのサービスはユーザーが別途準備する必要がある。同社では、順次提携プロバイダーと契約する予定だが、「急な立ち上げで、ISPとの提携が進んでいない(佐藤賢治代表取締役)」ため、初年度のIP接続は平成電電が無料で提供する。また、同社が運営する無料ISP「FREECOM」のユーザーに対しては、次年度以降も無料でIP接続を提供するという。

◎関連記事
平成電電、月額1,200円でADSL事業に参入

(2002/7/30)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]

ほかの記事はこちらから

INTERNET Watch編集部internet-watch-info@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.