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■URL
http://www.iprospect.com/web_site_promotion/press07292002.htm
「サーチエンジンの検索結果の上位に表示される企業はメジャーブランドである」とインターネット利用者が考える傾向にあることが米国のサーチエンジン最適化企業iProspectにより明らかになった。
この調査では「あなたが検索結果の最初の数行で企業を見つけたとしたら、それによってその企業が業界でトップであると考える理由になりますか」と尋ねた結果、33％の回答者が「そう思う」と答えた。これについてiProspect調査部長のAmanda Watlington氏は「この回答からわかることはサーチエンジンユーザーの多くは、トップにランクされるWebサイトにブランド価値や高い評価を与え、サーチエンジンの数学的なアルゴリズムが原因であるという事実を無視するのだ」とコメントした。
55％の回答者はメジャーブランドが検索結果のトップに表示されることを予期しており、特にインターネット利用歴が6ヶ月未満の利用者には65％と高い期待感が見られた。しかしインターネット利用歴が長くなるにつれて、サーチエンジンの検索結果に影響される結構は減少していった。インターネット利用歴が6年以上の人と6ヶ月未満の人を比べると3倍以上の差が見られた。
これについてWatlington氏は「こうした結果に基づいて、知られていないブランド、例えばブランド製品のリセラーなどは、サーチエンジン利用者に検索結果のトップに見つけてもらうことによってブランド価値を増すことができるかもしれない」とその利用方法を指摘している。
(2002/8/1)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]