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■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/jul02/07-31ATTWirelessPR.asp
米MicrosoftとAT&T
Wirelessは31日、戦略的提携を結んだことを発表した。この提携により、両社は北米で働くビジネスマン向けにモバイル環境でも企業内のデータベースやメールにアクセスできるようにするMicrosoft製品ベースのソリューションを提供していく。
両社はすでにMicrosoftのPocket PC、スマートフォン、ノートPC向けのソリューション開発の最終段階に入っており、実地試験を行なっている。2002年第4四半期までには「Microsoft Pocket PC Phone Edition」を搭載したサービスやデバイスが市場に出回ることになっている。
この製品はGSM、GPRS音声データ通信機能を搭載しているだけでなく、メール、スケジュール管理、WebブラウズができるPDAとしての機能も備えている。またAT&T WirelessはMicrosoftの「Smartphone2002」ソフトを採用し携帯電話に搭載していく。さらにMicrosoft ExchangeとMicrosoft Outlookを搭載したノートPCからモバイル環境でVPNを使って企業内ネットワークにワンクリックで接続できる“シンクロウィザード”も開発し搭載していく予定だ。これらのソフトウェアは企業のIT部門がインストールする手間を省くため、インストールがほとんど完了しアクティベーションだけを中央集権的に行なえばすむような状態で出荷される。これによりシステム管理費用が大幅に削減できるという。
この提携についてMicrosoftのCEO Steve Ballmer氏は「今日の労働者はしばしばオフィスから遠く離れたところで仕事を行なうため、いつでもどこでもどんなデバイスからでも情報にアクセスできる必要がある」とコメントした。
(2002/8/1)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com) ]