■URL
http://www.alpsmap.co.jp/overview/letter/20020802/weather.html
株式会社アルプス社は2日、PC上にリアルタイムの気象情報を表示することができるソフト「ウェザーアトラス(WeatherAtlas)」の販売を開始する。動作環境は、Windows 98SE、ME、2000、XP、IE 5.5以上が必要となる。価格はオープンプライス。
「ウェザーアトラス」は、インターネット経由で配信される最新の気象情報を地図上に表示するソフト。特徴としてはアルプス社が提供している地図ソフト「プロアトラス」の地図情報を利用しているため、地図精度が高いことだ。また、地図上で自分の知りたい地域や情報の種類を選択できるため、視認性が高くなっている。実際に閲覧できる情報は、地域別の天気予報、3時間毎の天気・風・気温・降水量や中長期予報も見ることができる。その他にも、上空の気温や沿岸波浪予想などの「気象予報データ」、アメダス・ひまわりの「観測データ」、飛行場予報や飛行場警報の「航空気象データ」などを表示することが可能だ。
表示される気象情報は、気象庁が発表している情報を利用し、8月1日より公開された全国版レーダーエコーにも対応する。これによって、地図上で表示した2.5km範囲の雨雲の様子を10分毎に表示することも可能となっている。
アルプス社によると「当社が得意とする地図情報を利用しているため、そもそも地図情報としての精度が高い。また、地図の視認性や操作性も高くなっている。従って、このソフトの利用目的である『自分の知りたい地域の気象情報を知る』ということが、容易にできるようになっている。利用方法としては、個人や企業が気象情報をPC上で能動的に取得することや、イベント関係者が利用するなどの使い方があるだろう」とのこと。
予め指定した地域で雨が降ったりすると警告するアラーム機能 | ひまわりの情報を保存して、アニメーション表示することも可能 |
上空の気温や風、上昇流などを表示する予報データ | 全国版レーダーエコーを表示した画面 |
(2002/8/2)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]