■URL
http://www.w3.org/TR/2002/WD-xhtml2-20020805/
Web標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)は5日、HTML Working Groupの成果として「XHTML2.0」の初めてのワーキングドラフトを公開した。このマークアップ言語XHTML2.0はWebベースのリッチでポータブルなアプリケーションを構築するのに必要なモジュールを含んでおり、ワーキングドラフトにはその仕様案が記されている。
XHTML2.0は、HTML4やXHTML1.0、あるいは1.1から派生したマークアップ言語ではあるが、基本的にこれら下位の言語と互換性を持たない。しかし、仕様書には既存のアプリケーションをXHTML2.0に変換するための方法について書かれており、既存の資産を生かすこともできる。また、HTML4やXHTML1.0、1.1に文法などが似ているため、これまでこの言語を使用してきた開発者にも扱いやすく設計されている。
(2002/8/7)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]