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サイバーエージェント、「MLB.com」日本版を10月から開始

■URL
http://www.cyberagent.co.jp/
http://www.mlb.com/

「MLB.com」のサイト
 株式会社サイバーエージェントは、米メジャーリーグベースボールの公式サイト「MLB.com」の日本語化ライセンスを取得したと発表した。10月より日本版サイトを開始する。

 「MLB.com」を運営しているのは、米国メジャーリーグベースボール機構とメジャーリーグ全球団の共同出資により設立されたMLB Advanced Media,L.P(以下MLBAM社)。サイバーエージェントは同社から「MLB.com」のコンテンツに関する日本語化の独占的ライセンスを取得し、日本版サイトを立ち上げる形となる。サイトのURLはまだ決定していないが、チャンピオンシップシリーズ、およびワールドシリーズに向けて、10月をめどに日本版サイトを立ち上げる予定で、冬季に向けて本格的に展開していく。

 「MLB.com」では現在、球団・所属選手のデータをはじめとして、1球ごとに試合の模様を伝えるリアルタイム速報、動画による試合速報、オークションやグッズ販売など、メジャーリーグの現在から過去までを網羅する多彩なコンテンツを提供している。サイバーエージェントでは、「MLB.com」のコンテンツを日本語化しての提供に加えて、日本独自のサービスとして、ブロードバンドとモバイルに注力した展開を図るという。具体的には、「MLB.com」の動画をHTMLメールマガジン「メールビジョン」でストリーミング配信するほか、携帯電話などに特化した情報配信などを予定している。また有料によるスペシャルコンテンツの提供や、グッズ販売やオークションなどの機能も提供する。収益については、広告収入や有料コンテンツの課金収入に加え、他のISPやポータルサイトに日本版コンテンツを提供する“サブライセンス”を視野に入れた展開を図るとしている。

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(2002/8/8)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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