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■URL
http://www.e-benchmarking.de/
独E-Benchmarkingがこのほど発表した「競争分析2002」によれば、IT企業が提供するサービスは「品質がよい場合、それ相当の料金がかかってよい」と考えられていることが明らかになった。
E-Benchmarkingは、100のシステムハウスに対して、ハードウェア、ソフトウェア、コミュニケーションモジュール、プリンター、サービス（インストール、スクーリングなど）を含むプロジェクトについて、約15万ユーロ（約1,750万円）の予算見当で見積りを要求した。
これに対し、100社は、10万～20万ユーロ超までのかなりの範囲の回答を出した。その中で、10万～13万ユーロと回答したおよそ40％の企業は、安い提供価格を提示したものの、値段に相応してサービス内容はあまりよくない傾向が見られた。例えば、E-Benchmarkingでは必須と判断した製品であるサーバーやバックアップソリューションがない、または不十分であったほか、スクーリングは余り考慮されておらず、ハードウェアは、一部分全く考慮されていないなどの欠点があったという。
このような結果から、IT関連の「大きな買い物」をする場合は、予算より安すぎる価格で見積もりを出してくる企業については注意すべきであるとしている。また、ネット上での買い物では、激安には注意すべきであり、それ相応の値段が必要になることを認識する必要があると結論づけられている。
(2002/8/11)
[Reported by Gana Hiyoshi]