【サービス】

ビーマップ、遠隔地のカメラ映像を配信する「モニタリング倶楽部」を開始

■URL
http://www.bemap.co.jp/
http://www.bemap.co.jp/ir/H14.08.05_3.pdf (リリース)

 株式会社ビーマップは、遠隔地に設置したカメラ映像を閲覧できるASPサービス「モニタリング倶楽部」を開始した。

 同社はコンテンツ配信や位置情報などモバイル関連の技術提供を主体とした企業で、「ここNavi位置情報サービス」の提供などで知られる。今回開始した「モニタリング倶楽部」は、株式会社メガフュージョンとの提携で提供するもの。ユーザーの希望する場所にWebカメラと小型のカメラサーバーを設置し、カメラ画像を同社の画像蓄積サーバーに保存、ユーザーはWebサイトからカメラ画像へアクセスできるサービスとなる。PCからカメラの動画像をリアルタイムで確認できるほか、携帯電話やPDAからの画像閲覧、またカメラにセンサーを接続して、センサーで感知した際の画像をASPへ蓄積、同時に携帯電話に通知して画像を閲覧するといった利用も可能という。携帯電話はNTTドコモ503i以降もしくはFOMAに対応し、またPDAはPocket PC 2002搭載の機器に対応している。

 「モニタリング倶楽部」の利用料は月額2,300円~で、別途同社が提供するWebカメラやカメラサーバー、ルーターが必要となる。機器買い上げの場合、初期費用として約10万円、機器リースの場合は月額約2,500円の料金がかかる。ビーマップでは小規模事業主、および個人のセキュリティ対策や、ペットなどの様子確認といった利用を見込んでおり、同社自身の展開に加え、NTT東日本と提携し、「モニタリングパッケージ」としての展開も8月末から実施する予定だ。

(2002/8/13)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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