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http://www.theacsi.org/second_quarter.htm
米ForeSee Resultsと米ミシガン大学は19日、米国企業の顧客満足度に関する調査結果を発表した。同調査では、米国の35業種200社にわたり、顧客の自己報告に加え、忠誠度などの将来の有望性を科学的に分離して「米顧客満足度指数」(ACSI)を測定した。
ポータル部門では、米Yahoo!がACSIを2001年の73ポイントから76ポイントに上昇してトップを維持。MSNは67ポイントから72ポイントに上げて2位を確保。America Online (AOL)は1ポイントアップの59ポイントで、ポータル全体の平均68ポイントを下回り、大手3サイト中で最下位となった。
検索エンジン部門では、Googleが80ポイントと、2位以下を大きく離してトップとなった。2位はAsk Jeevesで62ポイント、3位はAlta Vistaで61ポイントだった。ForeSeeのCEOを務めるLarry Freed氏は「Googleの検索エンジンは非常に良好だが、競合他社は失速している。Googleは検索エンジンの中で人気が高いだけでなく、ACSIを測定した商品やサービスの中で、最も顧客満足度が高い」とコメント。
ニュースサイト部門では、トップはABCNews.comの74ポイントで、僅差でMSNBC(73ポイント)とCNN(72ポイント)、NYTimes.com(71ポイント)、USAToday.com(71ポイント)と続いている。ニュースサイト全体の平均は73ポイントで、全業種平均の72.6ポイントをやや上回った。
電子商取引部門では、全体の平均は77ポイントで、Amazon.comが84ポイントでトップとなり、Barnes&Noble.com(82ポイント)が続いている。オークション/逆オークション部門では、全体の平均は77ポイントで、eBayが82ポイントでトップ。オンライン証券取引部門では、全体の平均は69ポイントで、Charles Schwabが72ポイントでトップとなっている。
(2002/8/20)
[Reported by 江藤 浩幸]