【サービス】

ニフティ、伝統の“フォーラム”のWeb展開を開始
~当初25フォーラムで開始し、随時追加予定

■URL
http://www.nifty.com/corp/release/20020820.htm
http://forum.nifty.com/

「@nifty フォーラム」

 ニフティ株式会社は20日、既存のコミュニティーサービス「フォーラム」の本格的なWeb展開となるサイト「@nifty フォーラム(以下、Web版)」を開設した。同サイトの利用対象者は、基本的に@nifty会員となっているが、非会員でも一部のサービスや掲示板は利用可能となっている。

 ニフティのフォーラムは、パソコン通信時代から15年間に渡り愛用されているコミュニティーサービスで、今回開設された「@nifty フォーラム」はこのフォーラムのWeb版となる。従来のパソコン通信によるフォーラムでも、独自のアプリケーション「@nifty インターウェイ」を利用することによって、Web経由でフォーラムを使用することが可能だったが、Web利用の需要拡大にあわせて、Web版の提供を開始したという。今後は、パソコン通信版とWeb版の特徴をそれぞれ活かしながら、併行して提供していく予定だ。

 Web版でも従来のフォーラムと同様に、@niftyが厳選したテーマとその分野のプロフェッショナルを管理人(フォーラムマネジャー)として配置し、フォーラムの管理運営を行なう。開始当初のフォーラム数は25個用意されており、9月末までに10個程度追加し、年度末までには、約3倍の80個程度まで増やしていく予定だという。Web版の主な機能としては、フォーラム毎に設置された掲示板やチャットルームの利用、Web会議室「パレット」などがある。フォーラムは、それぞれを管理するフォーラムマネジャーの意向が尊重されて運営されており、フォーラムマネジャーの運営方針により、@nifty会員以外でも閲覧できるセミオープンにするか、会員限定のクローズドなものにするかなどが決められている。

 そのほかの特徴としては、ニフティが既に提供している総合コミュニティーサービス「@niftyコミュニティ」や、インスタントメッセンジャー「@niftyメッセンジャー デリポップ」との連動ができる点がなどがある。

 ニフティでは、「当社では、現在『With Us, You Can.』をスローガンにした個人の自己実現を支援するサービスを提供する方針を取っており、『フォーラム』もその一環となる。パソコン通信版のフォーラムでは、既に691のフォーラムが存在しており、Web版でも今後随時追加していく予定だ。ただし、フォーラムのジャンルによっては、パソコン通信版のみの方がが良いものや、その逆も考えられるので、用途によって使い分けていきたい。また、比較的少人数を対象とした『@niftyコミュニティ』と比較して、『フォーラム』では@nifty会員全体に加えて非会員も対象となっているので、これらを連動して利用することにより、より使いやすいコミュニティーサービスを提供できると考えている」としている。

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(2002/8/20)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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