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■URL
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020821.htm
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DuraSiteを使ってアクセス分散を実現（イメージ）
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これはアクセリアの持つコンテンツデリバリーネットワークサービス「DuraSite」を利用して、NTT-MEのデータセンターに収録したコンテンツを、「DuraSite」の広域分散ネットワークにより配信するサービスとなる。NTT-MEは以前から映像配信サービス「PrimeStage」で、ストリーミングなど大容量コンテンツの配信効率向上の目的で「DuraSite」を利用していた。今回、MEのデータセンターを利用するコンテンツホルダー向けに、Webサイトへの同時大量アクセス対策として、「DuraSite」を用いたサービスを本格的に開始する形となる。価格は月額50万円～。
今回のサービス開始に先立ち、NTT-MEでは全国朝日放送株式会社（以下テレビ朝日）のサイトに対しての試験導入を展開している。テレビ朝日ではこの6月、ワールドカップやル・マン24時間耐久レース、全米オープンゴルフなどのスポーツイベントが重なり、サイトへのアクセス数が急増した反面、同時大量アクセスへの対応が大きな課題となっていた。その対応策として「DuraSite」を導入した結果、オリジナルサーバーへの負荷を軽減しながら、毎秒10万件のアクセス、1時間あたり350万ページビューのアクセスの際も安定稼動が実現できたという。
企業サイトの場合、キャンペーンなどでテレビ・新聞といった複数メディアで情報発信を行なった場合、告知後にサイトへの同時大量アクセスが発生し、サーバーがダウンするといった事態が起こりがちだ。またイベントなどで、短期的にアクセスが集中する場合もある。NTT-MEでは、こうしたケースに対応し、ネットワーク負荷を軽減するサービスを提供することで、効率的なサイト運用支援を図っていく。また一定期間のみの利用が可能な点や、申込みから提供まで2週間程度で導入できる点もメリットとしている。なおNTT-MEとアクセリアは、この事業で初年度20ユーザー、約1億円の売上げを目標としている。
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(2002/8/21)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]